2015年6月4日木曜日

パイプたばこのエイジング(熟成)について

Pipediaというサイトの読書メモ。自分でできるパイプたばこの熟成について。
http://pipedia.org/wiki/Pipe_Tobaccos#Aging



たばこはエイジングすると良くなるのか?

一般的に、ナチュラルな糖分を多く含むたばこは素晴らしく熟成される。バージニアが第一候補に挙がるが、オリエンタル葉を多く含むブレンドも良い。オリエンタル種はバージニアほど糖分を含まないが、缶の中で発酵するのには十分で、時と共に良くなる。

「新鮮」なたばこの方が良いのでは?

農園に行くか自分で育てる以外に、「新鮮」なたばこを目にすることはない。ブレンダーに渡る時点で、キュアリング、甘味付け、発酵、保管が行われている。ブレンディングが終わると、しばらくの間、混ぜられてから缶に詰められる。そこから、エイジングプロセスの真のマジックが始まる。熟考されたブレンドはブレンディング直後から美味である一方で、缶の中での時間は顕著な違いを生み、複雑さを加え、粗い角をスムーズにする。

ブレンドを喫煙する正しいタイミングは?

保存方法、処理方法、個人の嗜好などによる。熟考されたブレンドは、ブレンディング後すぐに喫っても、ベストではないがとても良い喫煙ができるはずだ。もし若いときに良くないなら、その後も素晴らしいものにはならないだろう。

数ヶ月か、それよりさらに待つと、ブレンド内の様々な要素が「結婚」して一つにまとまっていく。1年から5年の内に、たばこは輝き始めるだろう。この期間を過ぎると、変化は穏やかになる。10年を超えても良くなり続けるであろうが、変化は最初の数年間ほど大きいものではないだろう。

ブレンドが良くなるのはどのくらいの間?

ブレンドによる。フル・バージニアは何十年もの間、良くなり続けるだろう。イングリッシュ・スタイルのたばこは、20年〜30年で山を迎えるかもしれない。バルカン・スタイルは、もっと短いだろう。ただし、保存の条件によって変わる。

たばこをエイジングのために貯蔵する最良の方法は?

理想は、オリジナルの密閉された缶のまま、涼しくて乾燥した場所に保管すること。プラ袋は小さい分子を通してしまう。袋から匂いがするなら、フレーバーとアロマを失っているということ。密閉ジャーは長期間保存するのに向いている。ただし、「チェックのため」と開けたくなるのを我慢できるのならば。エイジングのためには、気体が交換されないように置いておく必要がある。

エイジングした缶を開けた場合は、早めに喫ってしまうか、密閉性の高いジャーに移すべきである。




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